ドイツ人は実は不器用

最近、フェラーリのデザイン等を行っていた奥山清行氏の本をよく読む。
NHKのプロフェッショナルに出てた人だね。


海外に長く住んで、ものづくりの最前線にいた彼が語る、
外国人の特徴は、説得力を感じてしまう。


アメリカ人は大量生産が好きで、
ミリという単位を持たずインチという単位を使うので、
どうしても細かい部分が雑になる。


ドイツ人はとても不器用、でも一つの物事にじっくりと取り組み、
道具もとにかく正確に作る。んで、そんなしっかりした道具を使って
またまたじっくりものづくりに励むので、出来上がるものはとても質が高い。


イタリア人はとても器用、んで、強烈な階級社会であるため、
みなどこかであきらめの感情を抱いている、だからその裏返しで、
その日その日が楽しめればよいという国民性になる。
基本的にアメリカ的な大量生産を信じていない。
手作りによる少数生産こそが正しいと思っている。


ざっくりまとめてしまうと氏が著書で述べている外国人観はこんな感じだ。


んで、肝心の日本人は、


日本人はイタリア人に負けないほどに器用、
でも、中間管理職のレベルは最悪、
日本を支えているのは、個々の職人のレベルの高さ。


なのだそうだ。


そして、氏は日本人はイタリア人に負けない技術をもちながら、
イタリアのようなブランド価値を持ったブランドがあまり無いことに疑問を呈している。


なるほどなあと思う。


こういう本を読むと、
今の日本に必要なのは「目先を変える」ことなんじゃないかなと思う。


既にレベルは高いんだから、そこをさらに伸ばそうとするより、
そのレベルの高さをいかに上手にアピールするかを考えるほうが、
より多くの人に波及するものが作れるんじゃないかと思う。


それを達成した企業が実はすでにある。


それは任天堂だ。


任天堂みたいな成功例がどれくらい増やせるかが、
今後の日本の明暗を分けるのではないか?


って言ったら言い過ぎかな?


全然まとまってないけど、
おしまい。