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ネットは現実を反映しない

非モテ

 2ちゃんねるのハード、業界板(以下ゲハ板)で、ソフトの売上を見守るのが楽しかった時期があって、出川だの妊娠だの言いながら日々の売上に一喜一憂していたのだけど、そんなくだらない日々の中で、住人の皆が共有した真理とでも呼ぶべきものがあって、それは、
ネットで騒がれるソフトが売れるソフトってわけではない
ってことだった。


 初代XBOXなんかは凄かった、オイラの人生観にちょっとした変化を与えたと言ってもいい、初代XBOXは発売前はゲハ板でも、結構話題で、セガがハードから撤退したので、その流れでセガハードの後継的なポジションになって、PS2あるから主流になるのは無理でもそこそこ売れるんじゃね?みたいな見方をされてた。性能はぶっちぎりだし、同時発売のソフトもかなり多かったからね。


 でも結果は住人の想像を絶する惨敗だった。動物番長っていう任天堂が発売した、ゲームキューブのソフト知ってるでしょうか?ほとんど知らないっスよね。まあそれくらいのマイナーなソフトがXBOXと同じ時期に発売されたんですが、XBOXの同時発売タイトルの中で、動物番長より売れたXBOXソフトはたったの一本しかなかったんです。XBOXゲハ板住人の想像の斜め下を行きまくったのです。


 そんなことがあって以降、オイラはネットの盛り上がりというものを、相当ローカルで、せまーい社会での盛り上がりに過ぎないんだなと思うようになった。ゲーム系の板って2ちゃんねるのなかでは結構盛り上がってる板が多いんだけど、それでも現実への影響なんてほぼ無いも同然なんですもの。


 でもそんなことは考えてみれば当たり前のことで、ネットってどうしても声の大きな奴がフロントにくるから、所謂ノイジーマイノリティが跳梁跋扈しやすい空間なんですよね。そんなとこから、現実の社会にも適用できそうな普遍性を見出すのは、相当上手い具合にゆがみを補正しなければ無理なんですよね。さらに、ゆがみの補正に成功しても、結果として見えるのは、ものすごい特殊な事例でしかなかったりするし。


 だから、オイラはネットの状況を見て、現代社会の病理が〜とか、現代の若者とは〜みたいな言説を述べる人のことを、全く信用しません。そんなハッタリとハッタリの天下一武闘会会場から現代社会の普遍的な問題なんて見つかるわけねーだろとしか思いません。もし、そんな人から傾聴に値する話が聴けるとしたら、何故自分がハッタリ武闘会に参加せずにはいられないのかっていうことに関する、率直な自分語りだけなのではないかと思います。でもそれにもまたハッタリが入るんだろうけどさ…。


 非モテに関する話題とか特にそうだよなー。ってか自分自身昨日のエントリでまんまとネットの罠にはまりそうになってるしね。気をつけます。