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素直なバカが無限に得をするのがインターネットの特徴

ちょっかい

http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081017/1224218064

↑このエントリに書いてある内容は基本的にその通りで、自分がわからない領域、理解の浅い領域に対して、果敢に発言していくことで、外部からのフィードバックが得られる、そうすることで、結果的に、その領域のことを深く理解できるようになる。そのような営みのことを俺は議論と呼ぶ。


 人間はやっぱり議論を経ることによってより磨かれていくものなのだと俺は思う。そもそも自分の頭で考えるってことは、自分の頭で色んな意見を対立させたり、同調させたりっていう、議論を自分の中で行うことだと思うのだ。


 そして、インターネットがより広い領域からのフィードバックを得やすいというのもその通りで、インターネットには、賢くてサービス精神豊富な御仁が沢山いるため、バカな人間は、その言葉に素直に耳を傾けるだけで、自然に賢くなっていけるのだ。それに、バカな人間はそのバカさゆえに隙だらけの発言をしたりするが、インターネットには、賢くてお節介焼きな御仁も沢山いるので、その人たちの意見を有難く受けとめるだけで、どんどん人間的に磨かれていくことが出来るのだ。


 俺は、インターネットっていうのは、素直なバカが一番得をする場所なんだと思う。素直なバカは、自分の間違いや自分の弱い部分を素直に認めることが出来るから、よりよい内容に触れれば、それに素直に染まることもできる。でもやっぱりバカだから色々失敗したりもするんだけど、賢い人たちのアドバイスを受けることで、その失敗も糧にできる。色んな人たち色んなフィードバックを受けることでどんどん人間的に成長できる。


 あんまりインターネットで得を出来無そうなのは、隙の無い人だ。言い方がちょっと悪いが、小賢しい人と言ってもいい。そういう人は、隙をなくすことに全力を注いでしまうので、結局というか、苦労の甲斐あってというか、あんまり大したフィードバックも得られず、大きく成長することも出来なくなってしまうのだ。労力はたっぷり隙を無くすことに注いでる分、損してるとも言える。


 そして、最も損してるというか、人生を喪ってるとも言えるのが、自分の間違いや理解の不足を認めない人、要は性質の悪い馬鹿だ。こういう人は、インターネット上で、自分の馬鹿さを取り繕ったり、現実をまともに見ようとしないことに、全力を注いでしまうので、どんどん馬鹿が加速してしまう。馬鹿の無間地獄に落ちているとも言える。


 インターネットっていうのは、素直なバカと、性質の悪い馬鹿の人間的能力の二極化を極限まで進めてしまうメディアなんじゃないだろうか。素直に、有益なフィードバックを得続け、磨かれ続ける人間と、他人から何らかのフィードバックを得ることを一切拒絶した人間との深い溝が、今後、深刻な社会問題化するんじゃないだろうか(もうなってるか?)


 それはそれで、憂慮すべき問題だとは思うけど、俺は、それより、インターネットによって磨かれ続けた人間が切り開く、輝かしい未来に期待したい。


 インターネットで目立つのは、どうしても、性質の悪い馬鹿の方だ。素直に学びを続けている人間が、学んでる時点でフロントに出るのはどう考えても難しい。今まさに学んでる人間の成果が現れるのは、きっともっと後だ。今日も、どっかで、性質の悪い馬鹿が大騒ぎしたりしてるんだろうけど、俺はきっとそんな馬鹿の醜態からも、なんらかの教訓を素直に学んでしまうバカが沢山いるんだと信じている。そして、俺自身も、もっと素直な気持ちのバカになることで、色んな議論をしたり間違ったりしながら、よりよく磨かれて行きたいと思っている。


 え?お前はあまりにもインターネットの可能性を楽観的に考えてるって?インターネットなんてそんな大したもんじゃないだろだって?


 インターネットとはそういう悲観的に将来を見ておくことや、自分自身を疑う姿勢の大切さもただちに教えてくれる賢い人たちが多数いるメディアなのだ。やっぱり素晴らしい場所だと俺は思うよ。