見たかった景色を見せてくれるポケモンGO

国内リリースされて一週間と経たず話題沸騰でセールスランキングも一位に居座るポケモンGOなわけだが、皆さん如何がゲットされているだろうか。僕はようやくコイキングギャラドスにしました。


色々と雑だの、チュートリアル適当過ぎだの、中期的な目標が無いだの色々毀誉褒貶も激しいわけだが、僕としてはゲームをやっていて一番面白い瞬間を味わうまでのスピード感が恐ろしく早いところに非常に感動した。


僕がポケモンGOで感動をしたのは、ARモードを起動し、最初のポケモンと向き合った瞬間の、見慣れた自分の世界にポケモンが姿を表したその瞬間である。スプラトゥーンは映像の時点でビンビンに面白さが伝わったけど、ポケモンGOは実際に自分の世界(自宅)とポケモンが重なった瞬間のインパクトがスゴい。


兎にも角にもこの自分の世界とポケモンが重なった時に受ける感覚は素晴らしい。余計なチュートリアルとかすっ飛ばしてサクッとこの瞬間を見せてくれる良い意味での適当さ、良く言えばユーザーを信頼する姿勢もまた素晴らしい。


この感動の種類は、マリオ64ゼルダの伝説時のオカリナドラゴンクエスト8をやった時に自分がかつて想像で補っていた記号的な世界が具象化した時に覚えた感動と、ある側面では近しいものがある。


ポケモンは元々我々の世界と比較的地続きな世界の中にポケモンを溶け込ませていたが、その、それぞれのユーザーがなんとなくは思い描いていたポケモンが存在する風景、ポケモンGOはそんな我々が見たかった景色を見せてくれるゲームだ。

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