2008-01-01から1年間の記事一覧
任天堂という会社は捨てる会社なのだろうか?捨てることで新たに脱皮してきた会社なのだろうか?確かにそういう部分はあるのだが、同時に任天堂は捨てない会社でもあるのだ。今回は任天堂の捨てなさぶりにスポットを当てて語ってみよう。そもそも任天堂はキ…
ゲームっていうのは、煎じ詰めれば、どう敵や障害を突破するかっていう「解法」と、突破した後にどういうリアクションやご褒美が甘受出来るかっていう「結果」の二点で成り立っている。 シューティングゲームだったら、適正な位置に移動しつつ、適正なタイミ…
漫画雑誌が詰まらなくなってる理由は、単純に昔より量が多すぎるから。才能ある漫画家なんてそうそういるわけではないから、優れた才能が一つの雑誌に集結するようなことが昔より起きづらくなっていると思う。 あと昔より単行本で読む人が増えたってのもある…
「ワイルドスピード」の一作目が良かったのは、カーチェイスシーンとカーレースシーンを完全に別のものとして撮っていたからだと思う。 そしてカーレースシーンは直線の差し合いだけに絞ることで、加速装置のニトロを使うタイミングのみが勝敗を分けるキーに…
CanCanとかJJとか見てると女性向けのファッション雑誌って切実な感じがする。ファッションに気をつかわないなんてあり得ないみたいな。載ってるアイテムの数が半端じゃないし、値段も現実的な感じがする。 逆に男性向けファッション誌ってどうしても道楽臭さ…
ターミネーターの続編、ターミネーター2は一作目を超える傑作との誉れが高い、世にも稀な続編の傑作だ。 なぜ、このような傑作をモノに出来たかと言えば、なんと言っても前作のシュワルツェネッガー演じるターミネーター、T800型より明らかに強いと見た目で…
エイリアンVSプレデターという映画が結構前にあった。ぼくはこの映画がとても好きだ。この映画は映画史的に非常に重要な映画だとも思うのだ。 こんなこと言うと、そんな重要な映画か?とか言われそうだが、この映画は映画にまつわるある問題を一つ前進させた…
ゲームのアイテムはほとんどなんらかの機能を持っている。キノコを取るとデカクなるとか、爆弾を使うと壁が壊せるようになるとかね。 どうぶつの森には多くのアイテムが登場するが、その多くは機能性というよりプレーヤーの嗜好性を満たすために存在している…
オタクを批判することは、ネットでネット批判するくらい難しい。どっちも、いやそういうお前もオタクでしょ、とかそういうお前もネットをきっちり利用してそれを言ってるわけでしょ、とか言われてしまうからだ。その姿、はてな村を批判するはてな住人が如し…
※クロノトリガーとかドラクエのネタバレ含むから注意してね クロノトリガーというゲームがすごいのは、コラボレーションで起こりがちな両者の持ち味を相殺してしまい、毒にも薬にもならないゲームには堕さず、お互いの持ち味を活かしきり、堀井雄二単独では…
直感ってのは大したもので、瞬時に、はるか遠い所まで思考を飛ばしてしまう。 手前味噌でアレなんだけど、ドラクエのモンスターの命名の規則性に気付いたのも、モンスターを詳細に調べていたからではなく、なんとなく直感で閃いてしまったからだ。 もちろん…
改めてドラクエのモンスターの名前を振り返って見ると色々発見が多い。 特にドラクエ1なんかは忘れてる部分が多いので、逆に新鮮だったりする。 そんな中で俺の心にヒットしたのは次のモンスターの名前である。 がいこつ どうだろう? いや、どうだろうって…
ドラゴンクエスト3あたりから顕著なんだけれども、ドラクエに多数登場する、グラフィックは一緒だけど、色を変えることで、バリエーションを増やしているモンスター、所謂色違いモンスターの命名法にはあるロジックがある。それは、 カタカナの名前のモンス…
大体読みました。 色々自分が疎かった部分がわかったり、刺激される部分があったりして面白かったです。んで自分なりに思うことを書くと、この本で分析されてるのってパソコンとかケータイっていうパーソナルなメディアについてなんですよね。 恐らくあと少…
富野由悠季が、自分の著作にて映画は音声を持つようになることで、時間の流入を許してしまった、みたいなことを述べていた。 これはなかなか興味深い意見で、今では映画は音声が付いて当たり前だが、かつての映画は音声を持たないことで時間的な自由度を高く…
ドラクエとゼルダに共通点はあるか?と問われれば俺はあると答える。 この二つのゲームはゲームの背景に巧みに伏線を張りめぐらせるゲームだ。 例えばドラゴンクエストの竜王の城である。いきなり、ラストダンジョンの位置が見えているという、大胆不適なマ…
脳トレは主観視点のゲーム、わがままファッションガールズモードも主観視点 日本人は主観視点のゲームが苦手なのではなく主観視点で、リアルタイムに3D空間を移動するのが苦手なのだと思われる。 しかし、そのような三次元アレルギーとでもいうべき状況も、…
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081102/1225594386 いい加減、aureliano氏のブログに言及するのは止めようかなとか思うんだけれども、自分なりに、触発される部分があるのも確かなので、言及させて頂こう。こういう部分ではやはり彼には感謝してるんだよ…
Bダッシュの意味 - 枯れた知識の水平思考 ↑この記事のコメント欄で話題になっていることについて、自分なりに思うところもあるので、ブログ主らしく、新しく記事を書いて誘導してみます。 まず、自分もマリオのダッシュはレバーを二回入力して行うというの…
ポケットモンスター(以下ポケモン)は、凄く重要なゲームだ。大げさに言っちゃうとゲーム文化の根幹を担う役割を背負っていると言ってもいい。なぜなら、ポケモンというゲームは、常に子供向けに作られており、子供はポケモンを遊ぶことで、ゲーム的なリテ…
SFCの末期はよく任天堂暗黒期みたいな言われ方をする。やれソフトの値段が一万円を超えてただのなんだのと良く言われてる。他にも、ロイヤリティをぼったくってたのではとか、初心会のひどいやり方なんてのもたまに言われてたりする。 オイラには、流通の…
昨日からの続きで、ゼルダについて書こうと思うのですが、オイラよく考えたらゼルダのことってさほど良く分かってないのですよね…。適当なこと言ってすいません…。 とりあえず、今のオイラにわかっているのは、マリオとゼルダは裏表の関係にあるってことです…
というわけで、Bダッシュについてです。
前回の記事の続きです。 アクションゲームとシューティングゲームの違いは、アクションゲームで操作するのは、多くは人間、もしくはそれに類するキャラクターなのに対して、シューティングゲームの場合は、大抵、戦闘機を操作するってことだ。 こういい切っ…
ゲームクリエイター宮本茂の才能が開花したのはいつか?と問われれば俺は、彼が、「スーパーマリオブラザーズ」を手掛けた時だと答える。 デビュー作である「ドンキーコング」も、続く「マリオブラザーズ」も、どちらも優れたゲームだが、当時のゲーム黎明期…
ゲームの神、中でも3Dゲームの神ってのがいたとして、その神に最も愛されてるゲームがあるとしたら、それはFPSっていうゲームジャンルに属するゲームだと思う。 FPSってのは主観視点、つまり画面に移っている絵がそのまま自分の視点になっているゲームで、…
まだWiiやDSが登場する以前、オイラはこれからのゲーム業界は、異なる文化領域と交わることによって、成長していくんじゃないかと思っていた。 そんなことを思ったのは、GTA3というゲームが登場し、世界中で大ヒットしてたからだ。 このゲームはグラフィッ…
アクション、レース、ゴルフ、テニス、パーティゲーム、最近ではオリンピックゲームにソニックと競演してみたりと、未だにあらゆるジャンルで大活躍しているマリオ、及びマリオファミリー達なわけですが、そんなマリオブランドにも欠点はあります。 子供向け…
任天堂は、凡百のメーカーと違い、キャラクターの人気にあやかる形でゲームを作らず、キャラクターの人気を逆手に取り、新しいシステムのゲームを提案してくる。先鋭的なシステムに、親しみ易いキャラクターという、ある意味、化けの皮を被せるような形で、…
ものすごいザックリした説明になりますが、TVゲームっていうのは、システムとキャラクターの二点で成り立っています。システムだけで成立してるTVゲームっていうのは、ほとんどありません。麻雀とか将棋とか各種カードゲーム、あとTVゲームだとテトリスとか…