ゲームっていうのは、煎じ詰めれば、どう敵や障害を突破するかっていう「解法」と、突破した後にどういうリアクションやご褒美が甘受出来るかっていう「結果」の二点で成り立っている。
シューティングゲームだったら、適正な位置に移動しつつ、適正なタイミングでボタンを押して弾を撃つのが「解法」で、自分が撃った弾が敵に命中して、爆発したり、パワーアップアイテムを得たり、得点を得たりするのが「結果」になるわけである。
んで、ゲームってのはどう敵を撃破するかっていう「解法」とどう敵が派手に死んでいくかっていう「結果」の、バイオレンス万歳な方向に進化してきたし、今も進化している。洋ゲーなんていまや大変なことになっている。
そんな北斗の拳みたいなゲームの世界に現れたのがギャルゲーである。それはゲームの「結果」に革命を起こした。
そこで得られるご褒美は、「人間の表情」だったのだ。
まあ要はエロい画像だったり、恥じらってる顔だったりってことなんですけどね。昔のゲーセンで麻雀やったりするとよく得られるご褒美でしたね。
ギャルゲーで重要なのは、可愛い女の子と触れ合えるってことではないのだ。自分の行動に対して「表情」という「結果」が返ってくるだけで、充分にゲームとして面白いモノになるという事実なのだ。この発見によってゲームの地平は大きく広がった。
以上、わがままファッションガールズモードやりながら考えた妄想でした。