やっぱり面白かったスプラトゥーンとローラーというブキについて

いやー、面白かったですね。完成披露試射会。最高ですね、スプラトゥーン。


なんやかやで仕事が忙しくて血の涙を流しながら皆の楽しそうな試射会感想を眺めたりしてたわけですが、ギリギリ最後の回だけ参加出来ました。いやー本当に良かった。


結果としては、去年初めて発表されてなんとなく予感出来た面白さがそのまんま再現っていうかそれ以上に面白かったですね。


映像の段階である程度はわかっていたことだけど、1つ1つのアクションが一々気持ちいい。音が良いしレスポンスも良いから、動かしているだけでも楽しい。


そして1つ1つのアクションにゲーム中の目的を達成するための機能がバランス良く割り振られているから、下手くそなりに充実感というか、一生懸命プレイし、躍動する自分みたいなのを感じることが出来る。


真面目に語ろうとすれば、既存のシューターを機能主義的な観点、もっと言えば、1つのアクションに対して複数のファンクションを割り当てるという機能集約主義的な観点から再構築した一本ということが出来るのでしょうが、そこら辺を語るのは、発売後にじっくりすることにしましょう。


世界でもっとも3D空間内でのアクションを探求してきた任天堂の現時点での到達点っていう見方も当然出来るでしょうね。この辺も発売後にマリオ、ゼルダピクミン辺りと比較検討しながら書いてみたいものですね。


今回語りたいのはとりあえず最初の一時間のプレイが楽し過ぎたってことと、試射メンバーの間で早速話題の的となっているスプラトゥーンにおけるメインブキの1つ「ローラー」についてです。


ローラーの存在自体は比較的早い段階でわかってたんだけど、実際に自分で使ってみて、そして敵として相対してみてようやく気付きました。このブキはヤバいと。



まず、何と言っても狙って撃ってなんぼのシューターゲームなのにも関わらず、狙う必要が無い。シューター系ゲームではこれ以上無いって程のハードル下げ要素だろう。


そして人を撃つより重要な床を塗る性能はべらぼうに高い。接近戦においては攻撃力も絶大。


こう書いてしまうとバランスクラッシャーのようだが、むしろローラーが最初に突出することで、それに対抗する戦法が検討され、スプラトゥーンならではのバランスをとる軸のような存在になっている。


つーかね、ローラーって敵に回した場合、狙う的としても格好の練習台になってるんですね。


なにしろローラーでコロコロしてる間はあっちからは弾を撃ってこない。移動速度だって決して速くは無い。適切な距離を保って落ち着いて狙えばそれほど難なく撃破することは可能だ。つまりローラーは初心者が最初に使うブキとして優れているだけでなく、初心者がエイムの練習台として的にするのにも優れているのである。使ってよし、相手してよしの優れたスプラトゥーン世界へのチュートリアルブキ、それがローラーである。こういうブキをきっちり仕込んでくる辺りいや上手いね本当に。


他にも色々語りたいことはあるけど、こうやって書いてるとスプラトゥーンがやりたくてしょうがなくなるので、今日はこの辺にしておこう。それでは、発売日にネットの片隅でお互い正々堂々塗りあいましょう。

Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード]

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