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再び横井軍平について

任天堂 ゲーム

http://ameblo.jp/kouic-t/entry-10150263488.html#tbox
↑ここのブログに貴重な横井氏のインタビューが載っていたので、またちょっと横井氏について語ろうと思う。

 貴重な情報ありがとうございます。>たむ氏


 しかし、改めて横井軍平の発言に触れると、非常に驚かされることが多い。特に、自分で語っておいてなんだけど、ゲームボーイの画面をモノクロにしたことについて、ここまでの理念と信念を持っていたとは!そりゃ俺だって、相当の確信を持って、横井氏が、ゲームボーイの画面をモノクロにしたことは知っていたつもりだったけど…。うーむ、やっぱ凄いな…。


 それと、横井氏のゲーム、というか遊びの原点を見つめる眼差しの鋭さには、敬服せざるを得ない。SFCの時点でゲーム業界の状況に危惧していたとは…!早い、早すぎる…。横井さんすいません、オイラSFC大好きです…。


 横井氏の携わった作品群や、彼の発する発言が、非常に高い普遍性を持っているのは、やはり徹底して、遊びの根本であり、原点を見つめる彼の率直な眼差しにその秘訣があるのだと俺は思う。


 そして、やはり、横井氏の考え方は、現在の任天堂という企業の姿勢に重なる部分がとても多い。今、任天堂という会社が、普段、ゲームをやらないような人からの関心を集めるほどに、急成長を遂げているが、その原動力の一つに、横井氏の理念が任天堂に浸透して、根付いているというのは、疑いようのない事実としてあると思う。(もちろんそれだけではないのですが、その辺についてはまた項を改めて)。


 しかし最近、はてなとかブログ界隈で、任天堂の話が盛り上がってることもあって、宮本茂や、横井軍平という人物の名前を初めて知ったという人も結構いるんじゃないかと思う。名前くらいは知っていたけど、そんな凄い人たちだったんだ!って知った人も多いのでは?そんな人たちは、一つ疑問に思うことがあるんじゃないだろうか?それは


 なぜ、このような優れた人物達や、その優れた思考の世間的知名度がここまで低いのか?

 ということだ。


改めて読んでみても、横井氏の発言はまるで古びていない。今読んでも非常に刺激的な部分が多い。そんな人物がなぜ、もっと多くの人に語られてこなかったのだろうか?トヨタやらソニーやらホンダやらの本がビジネス書のコーナーに多数ならんでいるのに。なぜ、任天堂にはこのような言説、書籍が少ないのだろうか?これほどに興味深い発言をする人が在籍した組織なのに。



 その理由の一つには、オイラのようなゲームマニアや、ゲームに携わるモノ書きの怠惰さというのがある。マニアってのは、どうしても、他所からくるものに対して、排他的というか、厳しく接しがちだ。だが、横井氏の発想というのは、ゲーム業界だけに留まらせるのは勿体無い。より広い分野にも応用可能な発想だと思う。今の時代にこそ必要な発想だと思う。オイラ達はもっと広い人に向けて横井氏の優れた業績とその発想法を伝達する努力をすべきだったのだ。それは反省すべき点としてある。…まあ、一消費者のお前が、そこまで気負わんでもって話でもあるんだけどね…。


 だから、任天堂に色んな人が興味を持ち、色んな人が語るっていう今の状況は、非常に歓迎すべき状態なのだ。…真っ先にぶった切ったお前が言うか!って話ですか…?いやいや、大丈夫、俺は優しいよ!それはもう、テトに噛みつかれた時のナウシカのように、「大丈夫、こわくないこわくない…」ってもういいか…。



 それと、もう一つの理由として、横井氏の発想がフロントに出難かった、その当時の時代状況ってのがある。


そうなのだ。横井さんが独立し、メディアに対して色々な発言していた当時(1997年あたり)は「枯れた技術の水平思考」?プププ、そんなんシラネーよ!って言っちゃうような時代状況でもあったのだ。


 だから、俺はその頃の時代を振り返らねばならない。1994年末から1997年初頭あたりにかけてゲーム業界で何が起こっていたのか?そのことを振り返らねばならない。その時代を象徴する最重要人物を語らねばならない。


 その人は他でもない、SCE元社長であり、ソニーの元副社長でもあった人物、久夛良木健である。


 しかし、それを振り返っていると、文章の長さが尋常じゃないことになるので、そのことを書くのは、機会を改めよう。


 というわけで、次回、「ゲーセンの夏、次世代機の夏」にてお会いしましょう!
乞うご期待!!





 横井軍平氏の唯一の単独書籍である「横井軍平ゲーム館」は、残念ながら、今は絶版になってしまっています。横井氏の思考にもっと触れてみたいと思った方は、良かったら、

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=6260

↑ここの復刊.comの投票に一票を投じてみて下さい。