2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲームの競技性と遊戯性について

プリント倶楽部はゲームなのかゲームではないかと言われれば僕はゲームだと答える。 しかし、人によってはあんなのはゲームと呼べないと言う人も多いだろう。 それはおそらくプリント倶楽部が競技性のあるゲームでは無いからだ。あんなん写真撮ってシールに…

「出来ないこと」のデザイン

もう結構前の話になるのだけれど、「泣けるギャルゲー」というのがちょっとしたムーブメントになった時期があった。 なんでも、それらのゲームはゲーム的な要素、所謂ゲーム性がどんどん希薄になり、ADVゲームなのにも関わらず選択肢がほとんど無くなり、た…

モーションの革命

DS版のクロノトリガーをプレイして思うのはその動きの乏しさについてだ。 漫画的な誇張がなされたドット絵のキャラクターは愛らしいし、懐かしくもあるのだけれど、戦闘部分などはさすがにその簡略化された動きが気になってしまった。 なぜ、そう思ってしま…

関東出身なのに母親をオカンて呼ぶ人は

子供の頃、母親をママって呼んでた人。

仮面で読み解く宮崎アニメ

昨日の続きです。 僕が知る限り最も古い特殊部隊が登場する映画は「ルパン三世カリオストロの城」です。 あの映画に登場する、執事のジョドに率いられる暗殺部隊こそ、1、顔を隠す 2、群れを成す 3、手際がよい(プロである) という前回勝手に決めた、特殊…

特殊部隊の役回り

007慰めの報酬を見てきた。ダニエル・クレイグさんは敵をボコる様が容赦なくてよろしいですね。そんなボコりぶりの手際の見事さに見とれながら思ったこと。 最近のアクション映画に当然のように出てくる特殊部隊の方々っていつの間に映画に定着したんだろう…

ドライブイン廃墟

正月に実家に帰省し、実家を沿って走る国道を、親から車を借りてしばらくドライブしてみた。 やっぱり自分の実家は田舎だな〜としみじみ思うとともに、一つの事実に気づく。 国道沿いに点々と立っているドライブインが全て廃業しているのだ。 もっともドライ…

時のオカリナに見る引き算的な設計思想

不朽の名作ゼルダの伝説時のオカリナについて今更ながら、思うところを書こうと思う。 このタイトルにはゲームが3Dになることによってあんなことやこんなことが可能になるという「夢」と、あんなことやこんなことがゲームの邪魔になるという「醒めた認識」の…

ドSなゲーム、ドMなゲーム

言わずと知れた大ヒットタイトル、「スーパーマリオブラザーズ」(以下マリオ)は、色んな特徴を持っているが、個人的に最も際立っているのは、「待つことのないゲームデザイン」だと思っている。ただひたすらに右へ右へと進むゲーム内容、Bダッシュという加…

任天堂失敗列伝〜第二回〜「ポケモンスナップの巻」

前回に続いて、まずは言い訳から入るけど、「ポケモンスナップ」はゲームとしては非常に面白いし、セールス的にも30万本弱というなかなかの好セールスを挙げたタイトルである。結果だけを見れば、好評価、好セールスに恵まれた成功プロジェクトとしか言いよ…

ラーメンを食べたい気持ちと男性の性欲の類似性

ゲーム系の長文エントリが連続してたので、たまには他愛のないエントリでも一つ。 ラーメンは好きでよく食べるんだけれど、たまに ラーメンってよくよく考えてみるとそんな美味い食い物か? と思う。特にラーメンを食べ始めた直後とかに思ったりする。 俺っ…

ドラクエ3にジパング(日本)がある理由

ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)のモンスターにはひらがなが多用されていると以前のエントリで述べてきたわけだが、ドラクエのモンスター名には所謂コテコテに和風の名前というのが無い。ひらがなを多用するならもっと日本の妖怪の名前とか使用した方が楽…

任天堂失敗列伝〜第一回〜「64DD版MOTHER3の巻」

あらかじめ断っておくが、この企画は、 任天堂の過去の無様な歴史を暴いてやんよ という目的で書かれているわけではない。むしろ逆だ。 任天堂の失敗って面白くてためになるんだよ ってことを、世界中へ向けて発信するために考案された企画である。 任天堂の…

うごメモのCM見た!

はてなのページで公開ってくだりでイミフな人が一杯いるんだろうなw

ピクサーやドリームワークスの映画が面白いたった一つの理由

あまり、期待してなかったんだけれども、DVDになっていたので、「カンフーパンダ」を見てみたら非常に面白かった。最近劇場で見た「WALL・E」も評判に違わずとても良かった。ピクサーにしろドリームワークスにしろ、なんでここまでどの作品も面白い…

ゲームの点、線、面

ポケットモンスターを作った田尻智は、STG初期の傑作、グラディウスには批判的で、その理由はレーザーの存在にあると述べていた。その批判は、グラディウスのレーザーは直線的に真っ直ぐ発射され、貫通力があるのだが、それだけではなく自機の上下移動に…

究極の2Dゲーム

ゼビウスというゲームは本当にすごいゲームで、これ一本やれば、シューティングゲームのことの9割くらいは理解できるんじゃないかと思っている。それ以外のゲームが駄目だとは言わないし、やる価値が無いとも言わないが、もし一本だけシューティングゲーム…

ドラゴンクエストのネーミング法則〜詳細版〜

ものすごく時間が開きましたが、ドラゴンクエストのモンスターネーミング法則についての続きの記事です。前回の記事を読んでいない人は、とりあえず、ドラゴンクエストのモンスターの命名法について - 枯れた知識の水平思考 ↑この記事を読んどくと良いですよ…

時代が変化したのか、時代が見えるようになったのか

ニコニコ動画のゲームプレイ動画を見てると、新しさより、懐かしさを感じることが度々ある。 プレイされているゲーム自体が懐かしいというのももちろんあるが、それだけではない。昔はよく、友達の家でRPGを皆でワイワイ言いながらプレイしたなっていう感じ…