非モテ考

どうせはてなでブログを書くなら非モテのことでも書いとこう。


今更感もあるけど、あんま気にしないで。

自分にとってこの人モテないだろうなってのはハッキリしてて、
まあ普通な人ってことになる。

普通な人は良いほうにも悪いほうにも振り切れないので、
絶対値が低い。


魅力ってのは人によって感じ方も違うわけで、
たとえマイナス方向でも振り切れるほど絶対値が高いと逆に魅力に転じたりする。


普通な人はあまりに普通だから、自分を個性的にしようって努力すら
普通なので、どこまで行っても普通から抜け出せない。
一昔前の脱オタムーブメントは普通な人達から、
「オタク」という唯一の個性すら剥ぎ取ってしまったのではないかと今更ながら思う。


普通な人が普通な人では無くするために必要なのは、
ある種安定し過ぎな自分を一遍壊して再構築することなんだろうなあと思う。
自分に個性を加えようとする足し算の思考じゃなくて、
自分の余計な部分を省く、引き算の思考というか。


でも、そういう自己破壊作業って、普通な人が最も苦手とすることなんだよね。
普通な人って真面目だから。自分を破壊するなんて聞くと、犯罪者になれってことか?なんて思っちゃったり。


しかし、ここまで考えて思うんだけど、
昔だって普通の人は大量に居た筈で、
そんな人達でも、普通に結婚して、普通に子供産んで、普通に家庭が築けた筈なんだ。


何時の間にそんな普通さがぶっ壊れてしまったんだろう?
ってか俺に見えてないだけ?本当にモテてない、普通人間ギャートルズって俺のこと?


まことに個性的な時代に生きてるなと思う昨今でした。