改めてドラクエのモンスターの名前を振り返って見ると色々発見が多い。
特にドラクエ1なんかは忘れてる部分が多いので、逆に新鮮だったりする。
そんな中で俺の心にヒットしたのは次のモンスターの名前である。
がいこつ
どうだろう?
いや、どうだろうってこともないんだけど、このあまりに抽象的というか、シンプル過ぎというか、このような名前をモンスターの名称にして良いものなのか、改めて戸惑いを覚えてしまう。
話はこれだけでは終わらない。前の記事を読んだ人はもうお気づきかもしれないが、このがいこつには色違いのパワーアップ形態がいるのだ。その名前がまたすごい。
しりょう
これである。
そんなこと言ったら前のがいこつだって死霊なんじゃ…とか思ってしまうが、明らかにがいこつより強いぞコイツは…という感じは確実に伝わってこないだろうか?がいこつとしりょうでは格が違うと一発で認めざるを得ない。堀井雄二おそるべしである。
だが溜飲を下げるのはまだ早い。実はしりょうには更にパワーアップした色違い版がいるのだ。その名も
しりょうのきし
である。ちなみにがいこつとしりょうは素手だがしりょうのきしは手に剣を持っている。だからしりょうのきしだ、文句あるか?いやごめん、俺が威張る話じゃないんだけどさ…
俺はこのようなネーミングにこそドラクエらしさ、もっと言えば堀井節みたいなものを感じてしまう。さすがにがいこつというネーミングは範囲広すぎなんで次回作以降登場してないんだけど、こういう、様々なイメージを許容するひらがなの巧みな使い方が、後の、「くさったしたい」や「さまようよろい」のようなドラクエ的としかいいようの無いモンスターのネーミングに繋がっているんじゃないだろうか?そのように俺は考える。
ちなみにしりょうのきしにはさらにパワーアップ形態がいて、その名もかげのきしという…っていい加減しつこいので今日はこの辺で。