Wiiの片手ダラプレイの快適さをもっと語っていきたい

 Wiiリモコンというコントローラ及び、Wiiというハードは、体を派手に動かしてプレイできるということばかりがクローズアップされたのは、ちょっとだけ不幸なことだと思っている。


 それは、Wiiリモコンを片手持ちし、そのへんに横になりながらプレイすることの快適さにあまりスポットが当たっていないからだ。


 この片手ダラプレイに最も適したソフトは、セガから発売された428というソフトだと思っている。任天堂自身はあんまりダラプレイに適したソフトは出してないのね。この辺が問題っちゃ問題なんですが、、、まあいいや。


 428というソフトは、昔SFCで発売された弟切草かまいたちの夜、そしてセガサターンで発売された「街」の続編にあたるタイトルなんですが、基本的にやることは、文字を読み進みながら、その都度、主人公となる人物や選択肢を選んでいくだけで展開するゲームなんで、片手だけで余裕でプレイできるんですよ。ポインティングデバイスを無理に使ったりもしてないんで、ベッドに寝ながらとかでも楽勝です。


 片手だけでプレイするゲームに限らずWiiリモコンにヌンチャクをつけて遊ぶのも、既存のコントローラに比べて両手の自由度が格段に高くなるので、ダラプレイには非常に適していたりします。しかし、これらの快適さは意外と皆に知られていません。なぜでしょうか?


 ちょっと考えてみるとわかると思うのですが、ダラプレイはプレイしてる様子がだらしなく見えるからでしょうね。ほら、WiiってCMにゲーム画面そのものを映す以上に、ゲームプレイしてるプレーヤーがどんな様子かを映すじゃないですか。ゲーム内容以前のゲームスタイルに着目することによって、ここ最近の任天堂は急成長したといっても過言では無いくらいなんですよ。片手でぼへーっとプレイしてたり両手ダラーンとぶら下げてプレイしてる様って正直アホっぽくみえちゃうしね。CMにはしづれえなって話ですよ。


 だからこそ、私は、ユーザーレベルで、ダラプレイの快適さを訴えていきたいのであります。WiiのCMの闇雲なアッパーさに正直胃がもたれ気味な人も増えてそうな今だからこそ、実は、Wiiほどダウナープレイに適したハードは無いんだよってことを声高に言っていきたいのでアリアス。